
中川質店は、時代と共に変わりゆく取扱商品について研鑽を重ね続けております。
当店は戦前、日本三観音の一つ「津観音寺」近くの大門商店街で呉服屋として創業し、戦後に現在の場所で質屋を始めました。当時の主な取扱商品は着物等の衣類が中心でしたが、その後電気製品へと移り変わり、現在では貴金属・宝石・時計・ブランド品となっております。
昔から質屋は庶民金融といわれ、決して敷居の高い雰囲気ではなく、気軽に利用できるお店です。
当店でも創業当初より「商売は牛の涎(よだれ)」という言葉を大切に、決しておごらず、小さなことをこつこつ続ける努力をして参りました。
また、私たちはお客様との関係を大切にしています。どんな些細なことでも気軽にお話ができる、信用・信頼のおける質屋であるように心掛けております。お陰さまで、当店には長年お付き合いのあるお客様が多く、親子三世代でご利用いただいている方もいらっしゃいます。最近では、外国人在住者の方がご家族、お友達と一緒にご来店されることも増えてきております。
今後ともさまざまなことに関心を持ち、時代の流れを見極め、お客様との信頼関係を大切にして人情味あふれる質屋を続けていきたいと思っております。